車買取業者の疑問を一挙解決

車を高く売る方法として、一括査定や買取専門店の利用がお奨めではあるものの、はじめて買取業者を利用する場合は疑問や不安を抱えている方も多いでしょう。

残念な事に車買取業界は一部の悪徳業者による迷惑行為などで悪い評判もあるのが現状です。
このページでは、車買取サイト体験談のヒアリング・元業界人の過去の体験・お問い合わせを通じて頂いた質問等から"よくある質問"を 抜粋し、Q&A形式でご紹介します。

車売却に関するQ&A

車買取業者や一括査定サービス選びの基準や賢い活用方法はもちろん、高く売るためのコツや迷惑行為の回避方法も紹介していますので、是非参考にしてみてください。

Q先日、事故をしてしまい現在不動状態ですが売ることはできますか?

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事故車でも価値がゼロになることはないので売却可能です。
どれだけ損傷が大きい事故車でも鉄としての資源や部品をバラして海外輸出などの方法で、売上につなげるノウハウを買取業者は持っています。

事故車や不動車はオートオークションでも高値で取引されていますが、売却者の個人は事故車だからと諦めて業者の言い値で安く売ってしまう方が多いです。
事故車は買取業者としてもオイシイ案件で一般には知られていない需要があるのです。
詳しくは次のページをご覧ください。

Q提示された査定価格の有効期限はいつまでですか?

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車査定の一般的な有効期限は査定日から1週間~2週間。
長くても1ヶ月といった期限が査定書に印字されているものです。

しかし、買取業者は成約率を高めるために査定した当日に即決することを条件に特別価格を提示することがよくあります。
業者がどれだけの限界価格を提示しているかにもよりますが、業界全体として本当に今日しかできない特別価格を出している場合よりも、営業トークで嘘の本日限定価格を提示しているケースが多いです。

「今日決めてくれれば」といった条件を一度断っても、1ヶ月以内に「再度前回提示した条件で買取してくれないか?」と相談すれば応じてもらえる可能性が高いです。
ただし、業者から提示された有効期限を過ぎると本当に査定価格が下がってしまう事もあるので注意しましょう。
高額売却のセオリーとしては、一括査定を利用して全ての業者の査定額が出揃うまでは、どんな特別条件が出たとしても即決しない事です。
ただし即決しないスタンスを強調すると業者も限界価格を提示してくれないので、あくまでも即決を匂わせつつ最終的には保留する方向に持っていくのがポイントです。

Q出張査定は成約しなくても本当に無料ですか?

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はい。成約しなくても完全無料です。
不当に安く買取しようとする悪徳業者でも、成約しないお客に対して出張料や査定料を請求するトラブル事例は一切ありません。

例外として、自走ができない不動車や事故車を引き取りしてもらって、その業者に売却しない場合、引取り料や保管料を請求されるケースがあります。
積載トラックを持っている業者や事故車を専門にしている業者を利用すれば、こうした費用も全て無料になります。
本当に無料ですが、悪質業者は意地でも成約させようと長時間居座るなどの迷惑行為をしてくるケースがあります。

売却先は評判が良い業者や大手一括査定サービスに登録している業者を選ぶとよいでしょう。
特に全国展開の大手や一括査定に登録している業者はクレームを嫌うので過剰な営業行為はしてきません。

Q成約して車を業者に渡してしまいました。お金は全額返すのでキャンセルして車を戻してもらう事はできますか?

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残念ながら、契約書を交わしたり、車の受け渡しをしてしまった場合はキャンセルすることが難しいです。

業者はキャンセルの連絡を受けたら嘘でも”もう買い手がみつかっている”と言ったり、オークション会場に搬送してしまったと伝えてくるものです。
後悔しないように、複数社の査定を取ってから売却先を決めるなど慎重な行動を取りましょう。

Qローンが残っている車でも売れますか?

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売却可能です。
まずは車検証の所有権が信販会社や販売会社になっていないかチェックしてみてください。(所有権留保の確認)

ローン購入して所有権が信販会社や販売会社になっている場合は、買取額とローン残債を相殺して精算する流れになります。
これは売却先がどの業者であっても共通のルールです。
仮にローン残債が50万円の場合、査定額が50万円なら手元にお金は残りません。
査定額が30万円なら追い金20万円を支払う必要があり、70万円の査定なら差額の20万円を受け取れます。

所有権留保なし(車検証の所有者が本人)の場合は、ローン残債を残して売却価格を全額受け取る事も可能です。
この場合は当然月々のローン返済義務は車を売った後も残ります。
詳しくは次のページをご覧ください。

Q自宅で査定を受けると近所の目が気になるのですが、いい方法はありませんか?

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出張査定は自宅以外で受ける事もできます。
事前に相談すれば、近くのコンビニや公園の駐車場などで待ち合わせをして査定を受ける事も可能です。
もちろん、業者の店舗に足を運んでも問題ありません。

Q買取業者に売るか、業者用オークション代行を利用するかで迷ってます。

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業者用オークション代行は、代行業者の手数料・オークション会場の手数料・陸送費が掛かり希望価格で売れなくても多額の費用がかかるリスクがあります。
10年前くらいまでは、業者用オークション代行で売った方が高い確率で業者に売るよりも高く売れました。
しかし、近年は自社販売に強い業者や薄利多売の方針でオークション転売する業者が増えたので、オークション相場と買取相場の差が縮まっています。

オークションは買取相場以上の高値が付く可能性もあるのですが、個人が代行業者を利用して出品するのは手数料のリスクに対して見返りが少ないです。

業者用オークション代行を利用した方がいいケースとしては、ハイエースやランドクルーザーなど海外輸出の人気が高い車種の売却です。
ただし、結果的にこうした車は外人や輸出業者が落札します。
そうであれば、自社で海外輸出を行う業者に売った方が、業者用オークションを経由するより高く売れる可能性もあります。

Q親の名義の車を息子の私の方で売却を進める事はできますか?

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名義人の印鑑証明(業者売却の場合は発行後2ヶ月以内が望ましい)と実印を用意できれば、名義人本人でなくても売却可能です。
ただし、業者によっては買取代金を名義人本人の口座への振込しか対応してもらえない場合もあります。
地域密着型の中小規模の業者であれば、契約書や身分証の提示の上、本人以外でも現金買取に応じてくれるケースが多いです。

Q購入した新車の納期までディーラー下取りであれば無料代車を出してくれると言われました。この場合買取専門店よりもディーラーに売った方がいいですよね?

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買取専門店にも事情を話して納車日まで代車を使いたい旨を相談してみてください。
高い確率で無料代車の用意をしてくれるでしょう。
車業者であれば、どこでも多数の代車のストックしているものです。

Q一括査定に興味がありますが、業者から電話がかかってくるのが嫌です。メールだけのやり取りで査定を取ることはできますか?

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残念ながら、一括査定の場合業者からの電話連絡は避けられません。
車の買取価格は現車査定をしないと最終的な価格が決まりません。
概算見積の提示は車両情報のみで出せますが、あくまでも概算価格なので業者は誤解を招かないように必ず一度は電話で説明しようとしてきます。

一括査定を利用すれば、ディーラー下取りや1つの業者のみの査定で決めるより20%以上高く売れる可能性があります。
たしかに一括査定の利用は電話対応など手間が多いですが、数十万円高く売るためにはちょっとした一手間を加える必要があります。

仮に5社に同時申込して、1社平均10分の電話対応があったとします。
合計1時間弱の労力で数万円~数十万円車が高く売れるのであれば、面倒でも電話対応は割り切って考える必要があるでしょう。
電話連絡は、イタズラ防止の確認の意味も込められています。上手に対応すれば、1社あたりの電話時間を1~3分程度に収める事もできます。

Qガリバーやアップルなどの大手は悪い評判をよく聞くのですが、なんでそんな業者を紹介しているのですか?

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名前を出して頂いた業者は実際に広告に力を入れて安い価格で買取していた時期もありました。
買取専門業者が頭角を現した当初は、ディーラー下取りの需要が高かった時期で、ディーラー下取りが不当に安く、大手は下取額+αの査定額で商談をまとめていました。

しかし、時代は変化して車買取業者の競争が激化した事で、大手も全力で高額査定するように変わってきました。
必ず最高値を出すとは限りませんが全国に販売網を持っていて年間買取台数が多いと有利な事も多く中小規模の業者より強いジャンルが多いのは事実です。

ガリバーやアップルよりも、他の業者が高値を付けるケースもたくさんあります。できれば大手や地域密着型業者などを幅広い業者から査定を取って比較検討するとよいでしょう。
大手は買取台数が多い事に比例して、悪い口コミも多くなってしまうものです。また、一昔前の悪評も未だにネット情報で残っています。
ガリバーやアップルなどの大手を敬遠して買取業者を選ぶのは賢い方法とは言えません。

Q新車への代替えなのですが、ディーラーで下取り有りなら値引きを増やすと言われました。これってどんな仕組みですか?

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ディーラーの場合、メーカーから下取りがあると販売店に対して値引き補助を出すケースがあります。
これを業界用語で「下取り対策」といいます。
下取り対策は定期的に車種ごとで見直しがあり自銘柄・他銘柄で限定される事もよくあります。
つまり、ディーラーに下取りを出すと値引きが増えるのは本当にそういう理屈が存在しています。

しかし、ディーラーの営業は下取りを取るために下取り対策(値引き補助)がないのに嘘を付いている場合もあります。
また、値引き増加分も含めて買取専門店の方が下取り査定額より大幅に高く買取してくれるケースもあります。

ディーラーから値引きを増やすと言われて、買取専門店の査定を取らずに決めてしまうのは賢い選択とは言えませんし、大損する可能性があります。

まずは、ディーラーから下取り有りと下取りなしで値引き条件が違う2枚の見積を出してもらいましょう。
ただし、ディーラーの営業マンによっては下取りを取るために下取り無しだと不当に低い値引きの見積を出してくるケースもあります。
複数のディーラーから新車見積を出してもらうか、口コミサイトを参考に値引き額が適正か確認したうえで、買取業者の査定額と比較検討しましょう。

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