人工知能によるノールック査定

DMMオートのスクリーンショット画像

動画配信サービスなど幅広い分野で2,700万人の会員数を誇るDMM.comが2018年6月に車買取サービスをスタートさせました。
専用アプリから写真を3枚撮り、簡単な情報を入力するだけで人工知能による査定額が瞬時に提示されます。
現車査定によって金額の変わる従来のオンライン査定とは違い、査定価格に納得すればその金額で売ることができます
業者からの営業連絡や価格交渉は一切なく、豊富なデータから算出された価格を一発査定し、3ヶ月後までの査定価格予想推移グラフの確認までできます。

リリースして間もなく、口コミ情報を含めて実績が少ないです。
Twitterなどの投稿を見ると、満足できる査定価格が出ているケースが多く、利幅のアドバンテージを取った査定ではないようです。
外装や内装の細かい評価はあまり関係ないので、極上車よりも少し程度の悪い状態の方が有利かもしれません。

利用方法

1.専用アプリをダウンロード(iOS、Android)
2.車の外観の写真を撮る
3.走行距離がわかるようにメーターの写真を撮る
4.車検証の写真を撮る
5.車検証のQRコードを読み込む
6.色、距離、事故歴、保管場所などの簡単な情報を入力
7.スマホで瞬時に査定価格提示(査定価格は7日間有効)
8.車の引渡し
9.必要書類を郵送
10入金

簡単手続きが特徴で、査定価格を出すまでの所要時間は3分です。
7日以内に売れば提示された金額で売却手続きを進められて、一度見送って再度オンライン査定を受けなおすこともできます。
売却を決めるまでの検討段階において、一切のやり取りが不要でスマホアプリ上で全て完結できる画期的なサービスです。

DMMオートのデメリット

・所有権留保のある車は売れない
・郵送による書類到着後に銀行振込で買取額が支払われるので入金まで時間がかかる
・プラス査定を正しく評価されない場合がある

所有権留保とは、ローンを組んで購入した際に、車検証の所有者が販売会社や信販会社の名義になることです。
完済した場合も手続きしなければ所有権留保はついたままになってくれます。
通常の買取業者は完済している場合は所有権留保解除手続きの代行を行い、残債が残っている場合も買取額と残債を相殺した金額での取引に対応しています。
DMMオートは所有権留保が付いていると残債の有無を問わず利用できません
完済している場合は自分で所有権留保解除手続き(所有権者へ申請→必要書類発行→陸運局で手続き)をしてから利用しないといけません。
残債のある場合は実費で一度ローンを返済してから利用する必要があります。

車両の引渡し方法については、出張、提携業者での対応、陸送会社による引き取りや拠点への持ち込みなどがあり、地域によって対応が異なります。
引渡しをして印鑑証明や委任状、譲渡証などの必要書類を郵送で送付してからの入金なので車を渡してから早くても3~5営業日ほどかかります。
代替で売ったお金を新しく買う車の購入費用に充てる場合は使い勝手が悪いです。

まずは一度査定額を出してみる

DMMオートのスペックでもっとも魅力を感じたのは、3分の簡単オンライン査定で実際に売却できて、さらに有効期限7日間あることです。
一括査定など現車査定を受ける前にDMMオートの査定を出しておけば、適正価格の目安になり業者を相手にした交渉ツールになります

公式ページで公開している買取金額の事例集ではなかなかの条件が出ていますが、元業界人の私から見れば、現時点では実績の少ない中でDMMオートの査定だけで売るのはリスクがあります
買取業者やディーラー下取の現車査定を受ける前の相場リサーチも含めて活用すると良さそうです。

DMMオートのコンセプトは「クルマを売りたい人にとっての“納得感のある売却体験”を実現すること」です。
買取業者が2重査定を行う問題点を解決し、常に適正価格を瞬時に出すことを強みにしています。
買取業者が行う「他店より高く買取する」といったアルゴリズムにはなっていません。

DMMオートで高額売却しやすい条件

・中古市場で人気の高い車種
人工知能による高評価を期待

・屋内保管
外装の状態を良好だと評価される

・廃車クラス
最低1万円保証

・減点要素の多い車種
内装が汚い、塗装の艶がないなど

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