電話営業なし、新しい一括査定

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2016年4月にスタートした新しいサービスです。
利用の流れは、UcarPAC(ユーカーパック)からWEB申し込みで情報を送信します。

そうすると、UcarPACの本部から一度だけ電話がかかってきます。
査定方法は提携店に登録しているガソリンスタンドや車業者(販売点・整備工場など)に持ち込んで査定を受けるか、出張査定スタッフを呼ぶか選べます。
サービス開始当初はガソリンスタンドでの持ち込み査定中心でしたが、現在は査定専門スタッフを増員して出張査定も得意にしています。
ちなみに、2020年6月現在の提携店数は全国1,633店。店舗検索で「ユーカーパック査定店」と表示されている提携店の大半は、業務委託を受けて出張査定中心の活動をしている個人事業主です。
査定を受けた業者に売るのではなく、あくまでも査定代行のプロによって査定された車両情報を提携している8,000社に共有されます。(個人情報は非公開)
あとは、査定情報を見た提携業者がいくらで買取できるか入札するオークション形式となります。

査定代行のガソリンスタンド

利用者は、入札状況を見て、一番高い。もしくは高値水準で信頼できそうと感じた1社を選び、その業者に車を売却するといった流れになります。

ポイントは電話と査定を受けるのが1回のみで複数社の買取価格を比較できます。
買取業者に開示される情報は、車両情報と都道府県・市区町村(番地は非公開)、年齢、性別で具体的な個人情報は買取依頼をするまで一切伝えられません。
そのため、最初の電話と査定さえ済ませれば、その後はネットで入札状況を確認するだけで、一切営業連絡を受けないこれまでにない画期的なサービスです。

2018年以降、提携業者が驚異的なペースで増加

公式情報および当サイトによる調査(公式サイトの確認)による提携業者数の推移は以下の通りです。

2016年4月 500社
2017年1月 1,000社(対応エリアを全国に拡大)
2017年4月 1,500社
2017年7月 2,000社
2018年6月 2,650社
2018年8月 5,000社
2019年3月 8,000社
2020年6月 8,352社

2017年7月以降に増加するペースが衰えたものの、2018年6月以降はかつてないハイペースで提携業者数を増やしています。
増加した要因は需要拡大と、通常の業者用オークションのような会員になるための費用(一般的に保証料10万円)が不要で参加できる手軽さから、業者用オークションの買い手で参加している業者が相次いで提携しています。

提携業者が増えているのは、それだけ業界からも注目を浴びている証拠で、中古車買取店からしてみても、出張査定に行く手間がかからないのでライバル業者と競合して利益が少なくなっても採算が合います。
個人客からの買取を本業にしていない業者も多いですが、落札後に顧客と直接減額交渉してはいけないルールや、一定期間内に車を引き上げるルールがあるので、最低減のサービス品質を期待できます。

また、驚異的なペースで参加業者が増えている要因になったのは、提携業者が払う手数料は成約料のみで、入札までは無料で利用できるシステムです。
対応地域内のお客が申込をしただけで紹介手数料が発生する一括査定とは違い、成約しなければ一切手数料がかからないので、業者側にもリスクがないと評判が良いです。
また事業拡大に伴い、フランチャイズ契約によるユーカーパック専門の出張査定スタッフを驚異的なペースで増員しています。

複数の業者に個別に相談している時間が無い方や、しつこい営業を受けるのが嫌な方にお奨めです。

大手チェーンが提携していない

UCARPACに登録している業者は、落札しなければ費用がかからないシステムに魅力を感じている中古車販売店などが中心で、ガリバー・ビッグモーター・アップルなどの大手買取チェーンが参加していません。

1回の査定で8,000社に売却情報を共有して入札を待つシステムですが、大手チェーンと比較できないことを覚えておきましょう。
時間に余裕があれば入札開始から売却を決めるまでのどこかで、大手買取チェーンからも査定を取って比較検討するとよいでしょう。

UcarPACは小規模業者に有利なサービス

UcarPACは登録した中古車情報を提携業者が入札して最高値の業者が買取サービスです。
提携業者は手数料無料で提携業者登録と入札ができますが、成約手数料が高いです。

UcarPACの成約手数料(買取業者がUcarPACに支払う費用)

基本料(1万円~5万円)+成約手数料(成約価格×2.5%)/台 (税別)
(基本料は最低1万円で成約価格30万円以上は一律5万円)

例)

成約価格5万円の場合
基本料15,000円+ 成約手数料 1,250円 = 合計16,250円

成約価格30万円の場合
基本料50,000円 + 成約手数料 7,500円 = 合計57,500円

成約価格100万円の場合
基本料50,000円 + 成約手数料 25,000円 = 合計75,000円

車査定を行う作業員

基本料金の頭打ちになる成約料30万円の場合で2割弱の手数料がかかります。
成約価格10万円以下の安い中古車は手数料の占める割合が高いですが、1~2万円程度の費用であれば許容範囲で事前の出張査定の手間が無いと考えれば業者側のメリットは大きいです。

ちなみに一括査定の場合は、査定申込があった業者それぞれが紹介料として、一括査定運営サイトに2,000円~3,000円(平均2,500円)の手数料を払っています。
一括査定とUcarPACの料金形態の違いを分析すると、もともと一括査定サイトに登録していて、高い成約率を確保している業者であれば、一括査定経由で来たお客の方が高く買い取れます。
200万円付く車であれば、10万円ほどの手数料の差額が出るので買取の限界価格も10万円高くなります。

車買取業者からしてみれば、一括査定の2~3千円の手数料は仮に成約しなかったとしても、見込客を1件獲得することに対して支払う手数料としては痛くもかゆくもないです。
一括査定に登録している業者は、自社で広告を出すよりも見込み客に対して成果報酬で手数料を払った方が効率的に集客できるメリットがあります。
普段から営業スタッフを多数雇用していて、エリア内を査定員が巡回しているような買取専門店であれば、一括査定に登録して、自社で出張査定をして回った方が効率的で、手数料が安い分だけ高価買取が可能です。

それに対して、小規模業者の場合は一括査定で出張査定の依頼をガンガンもらっても、スタッフを出張対応させる余裕がなく、1件2~3千円の手数料であっても成約しなければ負担を大きく感じます。
良い条件の車や売れ筋の車種だけ買取したいけど、一括査定だとエリア内の車を無差別に紹介されるのは困る理由で、一括査定に登録していない業者も多数あります。

UcarPACの場合、売りに出ている車の中から気になった車だけ入札に参加できて、成約しなければ提携業者の費用はかかりません。
つまり、普段は業者用オークションから中古車を仕入れている販売業者が入札してくれることもあるのでタイミングさえ良ければ一括査定よりも高く売れるケースもあります。
ただし、買取相場の最高値水準で安定した高額査定が出る点では一括査定の方が優れています。

UcarPACをオススメできるケース

低年式・過走行、不人気車種、故障車など、外装・内装の状態によって査定価格が変わる要素が少ない車の売却

高年式、低走行、外装無傷など状態に自信を持っている新古車同等の極上車

ジムニー、ハイエース、ランドクルーザーなど中古車市場で人気が高くプレミアムが出ている車種

通常の一括査定やガリバーなどの大手と併用して利用する場合

時間をかけずにディーラー下取りより高くなればいいと思っている場合

過去に一括査定や買取専門店の利用で、しつこい営業被害を受けて嫌な思いをして、再利用に抵抗を感じている方

仕事が多忙など、最高値だけにこだわってなく、売却のための労力と買取価格のバランスを重視する考えがある

UcarPACと一括査定は似ていますが性質が異なり、個人客からの買取を本業にしていない業者など、登録している業者が一括査定サイトとは異なる特性を持っていることを理解しておきましょう。
一番の理想は一括査定と併用することですが、時間が無い場合はUCARPACだけでもディーラー下取りや、1つの業者の査定だけ取って売るよりも高く売れる可能性が高いです。

私の知り合いでもUcarPACに登録した業者が多数いますが評判を聞くと、片手間で入札に参加できるので楽と応えるところもあれば、手数料が高すぎて採算が合わないと言う業者もいます。
まだまだ駆け出し中のサービスで、2016年のリリース以来サービス内容やスペックが大きく変わっています。
今後もUcarPACについてのリサーチを継続してコチラのページで情報を随時更新していきます。

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